情報漏洩インシデントから考えるPC操作ログ

某スポーツメーカーの社内サーバーにアクセスして商品の性能データなどのファイルを社員用メールに添付し、別の個人用アドレスに送信して不正に持ち出したインシデントの場合。

PC操作ログ(※)の絞り込みにより以下の事が確認できます。
・機密情報とされる商品の性能情報を扱うことができるPCの特定
・対象PCがメールログからファイルを添付による送信
・通常時の送信より不自然に、しかも集中して特定のアドレスや個人アドレスへの送信
・添付されたファイル名から対象ファイルへの操作(移動/コピー/削除など)
・添付されたファイルが機密情報ファイルから別名で保存されていないか(持ち出しを隠そうとする場合はリネームして添付します)

このインシデントのケースでは持ち出しを行った従業員は他社への転職が内定して退職するまでの二か月間に持ち出し行為が行われていました。
退職の申し出があった従業員のPC操作ログについては人事情報と連動する形でPC操作ログの中でも、メールへのファイル添付、印刷、外部デバイスへの書き込みについて注意深く調べることで事件化する前にインシデントの特定も可能になります。

ファイルの持ち出し事件は、メールや印刷、USBメモリにとどまらず、SNSのメッセージ機能やWEBストレージを利用するケースも増えています。メール添付ではデータ量の制限があることや、分割して数多くのメールを送ることで不審に思われてしまう。USBを使ったファイル書き出しは利用できない設定になっているケースも多いです。そんなときに利用されてしまうのがWEBストレージを利用したファイルの持ち出しです。またSNSによるメッセージ機能を社外の取引先とやりとりのために利用するケースがあります。このメッセージ機能はファイルを添付して送ることも容易にできてしまいます。
このようなインターネットを利用した各種サービスについても注意する必要があります。PC操作ログにおいてWEBアクセスログから各サービスサイトの利用についても絞り込みが可能になります。

(※)PC操作ログ:『QND Advance』に標準搭載されている『QND ClientLog』というツール

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