認識すべき、スマートフォンのセキュリティリスク(4)/セキュリティソフト導入実態

セキュリティソフト導入実態

2011年7月発表の調査では、スマートフォンユーザのセキュリティソフトの導入実態も明らかになりました。すでに導入が済んでいる企業でも、実態としてスマートフォンセキュリティで潜在的に深刻な課題を抱えている可能性が高まりました。

セキュリティソフト使用中は、わずか約20%

スマートフォンユーザの、セキュリティ対策ソフト導入率はわずか20%に過ぎません。また、「気にしてしていない」というユーザも実に16%も存在します。

セキュリティソフト未使用ユーザは、全体の約80%

スマートフォンのセキュリティソフトに関して、「気になるが使用していない」と回答したユーザは全体の60%以上にのぼります。「気にしてしいない」ユーザも合わせると、ユーザ全体の約8割でセキュリティ対策ソフトが導入されていないのが実態です。もし、「事務処理効率化のため」や「災害時や緊急時における安否確認、連絡手段の確保や、事業継続のため」などの目的だけを優先して私物のスマートフォンの業務利用を許可すれば、明らかにセキュリティリスクへと発展する可能性があります。

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