リモートワーク導入に立ちはだかる思わぬ課題とは….

課題解決事例

【背景】

情報通信業を営むC社。近年、働き方改革や新型コロナウイルスの影響もあり、会社でリモートワークを導入することに。順調にリモートワークの導入が進んでいた矢先、そこには思わぬ課題が…

(企業)
業種:製造業 従業員数:400名前後
情報システム部門:兼務

【課題】

クイックリモコン
ある時、次々とリモートワーク中の社員のPCに機器トラブルが起きてしまったのです。ですが、リモート環境ということもあり、社員のPCにどんなトラブルが起こってしまったのか目視で確認することが困難な状況でした。結局、情報システム担当部門の社員やPCのトラブルが起こった社員に順次出社してもらい機器トラブルの対応をすることになりました。

また、今後も起こりうる可能性があるので、リモート環境での作業に不安を抱えていました。他にも複数の拠点があることや出張中の社員、万が一同じようなトラブルがあった場合、すぐに駆けつけることができないのも課題でした。
さらに、機器トラブルが起きた際は業務がストップしてしまうため、生産性が悪くなってしまうことも懸念すべき点です。

課題は機器トラブルだけではありません。その他にも、電話やチャットで対応することができない案件など、リモート環境下での業務に課題はだんだんと可視化されてきました。
このような課題もあり、一刻も早いリモート環境化での業務の効率化の整備が求められていました。

【課題のまとめ】
・リモート環境下で機器トラブルが起きた際にPCの状況を把握しずらい
・機器トラブル解決までに時間が掛かり、業務の生産性が低下してしまう

【解決策】

【解決のポイント】
・機器トラブルを早急に解決し、生産性を向上させたい
・リモートワーク中のトラブルにも迅速に対応できるようにしたい

情報システム担当者である私は、この課題を解決する方法は無いかと調べていたところ、偶然クオリティソフト社の「クイックリモコン」というサービスを見つけました。「クイックリモコン」は、自席からリモート環境下にあるPCを遠隔操作でサポートすることができるというのです。また、クライアントPCにテキストを送信したり、画面のロック、端末のシャットダウンなどもできるというサービスでした。

リモートコントロールというサービスは他にもありましたが、社内のイントラにいることが前提になっているサービスが多くリモート環境下での活用はできないと思っていたところ「クイックリモコン」はインターネットに繋がっていればネットワークは関係ないということもわかりました。
これなら、リモートワークで起こりうるトラブルを解決することができると考え、トライアルを開始してみることにしたのです。

・クイックリモコンとは?

【クイックリモコンを導入して良かった点】

・機器トラブルや社員からの質問もリモートで指示を出すことができる

さっそく「クイックリモコン」を試してみると、今まで電話やチャットを用いて対応していた機器トラブルやシステムに関する質問など、全て遠隔操作で直接PCに対して作業できるようになりました。
そのためリモート環境下でのサポートを円滑に行うことができ、作業効率の大幅アップを実現することができました。また、他拠点にいる社員のサポートも自席でできるようになったので、出張やPCを送ってもらうなどの対応が不要になりました。

・機器トラブル時の現状の把握がしやすい

以前までは、チャットや電話を使用していたため、実際にどういった機器トラブルが起きているのか現状を把握することが非常に困難でした。
また、全ての社員がシステムに詳しいわけではないので、口頭や文章で機器トラブルの解決策について説明しても、なかなか伝わりづらい事もありました。
そのような課題も「クイックリモコン」を使えば、遠隔で社員のPCを代わりに操作できるため、機器トラブルの状況を自分の目で見て把握することができスムーズに対応を行えるようになりました。

【解決後の効果】

クイックリモコンを導入後、リモート環境の整備が整い、何かトラブルがあった際もすぐに遠隔操作で問題を解決することができる仕組みを構築することができました。また、社員が出張先などで機器トラブルに合ってしまった場合も、情報システム担当者である私が代わりにトラブルの解決をすることができ、迅速に対応できるようになりました。
今後は、クイックリモコンをリモート環境下のヘルプデスクとして役立て、さらなる生産性の向上を目指したいと思います。

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