Solution Case

導入事例一覧

セキュリティ強化によるリスク低減と
業務の効率化のためクラウド型資産管理システムを導入
安心・安全の育児・介護事業のため、先端ICT技術に積極投資していく

株式会社ポピンズホールディングス様

教育ベビーシッターの養成・派遣、認可・認可外保育所や学童などの保育教育(エデュケア)施設の運営、高齢者向けの介護サービスを提供する株式会社ポピンズホールディングス。業務効率化のためICT投資を積極的に行っており、保育施設やベビーシッター、介護士派遣などにかかわる業務システムを独自に開発・運用している。運営する保育施設は現在300を超え、各施設ともインターネット環境下によるクラウドベースのツールを多く利用している。事業を拡大していく中、セキュリティ面の強化と、保育施設で使われるPCなどの資産管理のため、クラウド型IT資産管理ツール「ISM CloudOne」を導入した。

株式会社ポピンズ
執行役員
丸山 祐子氏(左)

株式会社ポピンズホールディングス
法務コンプライアンス部
野中 隆太郎氏(中央)

株式会社ポピンズホールディングス
管理本部
藤本 忍氏(右)

お客様の課題

  • 育児や介護などで扱う個人情報に最適なセキュリティ要件を満たしたい
  • VPNや専用線不要で利用できるSaaSクラウド型ツールである必要がある
  • 事業所や保育所など施設数の将来的な拡大に向け、利用端末を効率よく管理したい

サービスによる解決

  • ログ取得や外部メディア制御等、リスク軽減やセキュリティ要件を満たす機能が得られた
  • 手作業で行っていた端末管理が、SaaSクラウド型ツールならリアルタイムに一括管理が可能
  • インターネット環境下であれば、サーバー不要で導入ができ、事業拡大にも柔軟に対応

 

■SaaSクラウド型のため、VPNや専用線がない環境下にある保育施設の端末も管理可能

300を超える拠点にあるPCをリアルタイムに管理。資産管理やログ取得による現状の可視化から、URLフィルタリングや外部メディア利用制限などの機能を活用し、自社のセキュリティガイドラインの遵守に役立てている。

 

自社開発のシステムで、育児・介護のサービスをワンストップで提供

株式会社ポピンズホールディングスでは、自社開発の業務システム「ポピンズシステム」を活用している。ベビーシッターと介護士の派遣では、個人の利用者が予約し、スタッフが派遣されるマッチングから請求までを一貫して管理しており、保育所では、保育士がPCから入力した登園の記録や日報を保護者が確認できるシステムが稼働している。
そして2019年2月には、ベビーシッターや高齢者向け在宅ケアサービスの予約、グループの保育施設と保護者との連絡機能などを利用できる、サービス利用者向けの「ポピンズアプリ」の提供を開始した。株式会社ポピンズの執行役員・丸山祐子氏は「従来のWebや電話での利用に加え、スマートフォンアプリからもご利用いただけるようになりました。少子化と言われる一方で、働く女性は増え、保育施設やベビーシッターの需要も高まっています。ポピンズアプリなら、それぞれのサービスをワンストップで利用できます」と語る。

VPNや専用線がなくても利用できるクラウド型の資産管理ツールが要件に

事業拡大に伴い、グループ内で扱うPCが非常に多くなってきた。従来は管理部門が定期的に各施設に聞き取り調査をし社内端末を管理していたが、生産性を高めるため遠隔管理できるシステムを求めていた。各施設は、業務システムのポピンズシステム、メールやファイルサーバー、ドキュメント管理などはGoogleのG Suiteを利用しているため、利用ツールはクラウド型が前提となる。
法務コンプライアンス部・ジェネラルマネージャーで情報システム部も兼任する野中隆太郎氏は「人海戦術の資産管理では、管理部門や保育士さんたちに多くの負担をかけてしまいます。ISM CloudOneなら、クラウドベースでリアルタイムの資産管理ができます。また当社の事業はセンシティブな個人情報を扱います。企業や自治体など、取引先から求められるセキュリティ要件もあるため、URLフィルタリングやUSBメモリなどの外部メディアの使用制限ができることも導入の決め手となりました」と導入の背景を説明した。

セキュリティ強化とリスク対策の重要性を経営陣にアピール。約1か月で全事業所の端末に導入

ISM CloudOneの導入プロジェクトは情報システム部スーパーバイザーの藤本忍氏が担当。2015年に全社のシステムを見直す一環として検討を始め、2016年3月~4月の間に600台に導入。「第一の目的はセキュリティ強化です。経営層には、情報漏えい、不正利用に伴うリスクを未然に防げること、問題発生時には原因を究明できることを説明して承認を得ました。導入時に苦労したことは、各保育所にある実際の端末数が分からず、保育所に一軒ずつ連絡して端末の確認とインストールをお願いしたことです。導入後はどこにどのような状態の端末があるかが把握できるようになりました。また、導入当初に業務用ツールで問題が生じましたが、迅速なサポート対応により、スムーズに解決できました」と藤本氏は当時を振り返る。
2020年1月、各事業所は300を超え、管理する端末は1,600台まで広がった。「ISM CloudOneの導入により、従来は注意喚起していただけの端末の利用制限がシステム上で管理・制御できるようになったことで、セキュリティガイドラインの理解にもつながっています。許可されていないソフトのインストールを管理側で検知したりできるようにもなりました。さらに利用状況から数ヶ月稼働していない端末を把握することもでき、不要な端末を回収することで、無駄なコストの削減にも貢献しています」と藤本氏。

顧客の安心・安全と働く女性を支援するべく、ICT投資を推進していく

今後のISM CloudOneの活用について野中氏は「当社は情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格『ISO27001』を取得しており、これに準拠したガイドラインに則ったセキュリティポリシーを定めています。
ポリシー遵守のためにもシステムに任せられる部分はどんどん活用していきたいです」と語った。藤本氏は「ISMCloudOneは機能が豊富で、まだまだ活用しきれていない部分がたくさんあると思いますので、今後もさらなるセキュリティ強化に役立てたいです」と述べた。
育児と介護のリーディングカンパニーであるポピンズホールディングスでは、今後もすべての事業を成長させるべく、さまざまな取り組みをしている。たとえば、保育園児の体温記録の入力自動化や、昼寝中のうつぶせ寝を感知するシステムの実験を一部の施設にて実施中だ。ベビーシッターや介護の派遣システムでは、予約からスタッフ決定までのマッチングの自動化を追求し続けているという。丸山氏は最後に「働く女性の支援と、利用者の方の安心・安全のため、今後もICT投資を積極的に進めながら、全事業を成長させていきたいです」と事業の展望を語った。

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