Active Directory(以下、AD)によるIDの管理統合は、利便性の享受のみならず、認証、業務システムへのアクセスコントロールなど、IT統制の共通基盤としても重要な位置を占めます。 ADの導入に伴うタスクの中で、クライアントPCに関しては、「ユーザプロファイルの移行」は作業工数が大きく困難な作業です。

- ワークグループ環境が残っており、※ADMTでのプロファイル移行ができない。
(※ADMT:Microsoft社提供のActive Directory移行ツール)
- 手動による移行は作業負担が大きく作業ミスのリスクがある。
- ユーザへの作業依頼は、作業指示の徹底が困難。

QAW/QND Plusのユーザプロファイル移行支援ツール「UPMT」は、アカウントの変更に伴って発生するユーザプロファイルの移行を自動化するツールです。ユーザプロファイルとは「デスクトップ」「マイドキュメント」「スタートメニュー」など、アカウント固有の情報のことです。この移行作業は、PCの入れ替えやOSのバージョンアップ、または所属ドメインの変更時に発生します。そのためUPMTは所属ドメインの変更の自動化もサポートしています。
- PCの入れ替えやOSのバージョンアップ時に発生するユーザプロファイルの移行を支援。
- ワークグループ環境からでもユーザプロファイルを移行できます。
- QAW/QNDのタスク実行による作業ですので、「間違いのない作業」を実施できます。
- 「エージェントのダブルクリック」⇒「移行先ユーザでのログオン」の2ステップで移行が完了。
ユーザに作業を依頼することも可能です。
- Active Directory導入後のユーザ名変更にも利用できます。