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ニューノーマル時代に適応した新たな働き方制度「MY WORK STYLE」を導入
ロケーションフリーで管理可能なIT資産管理ツール ISM CloudOneの導入により、さらなるセキュリティ強化に成功し、情報漏えいのリスク対策にも

株式会社カオナビ(ソフトウェア・情報通信業/100~299台)

社員の個性を一目で把握できるタレントマネジメントシステム『カオナビ』を提供。

株式会社カオナビは、社員の個性・才能を発掘し戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム「カオナビ」を提供しています。企業の人材情報をクラウド上で一元管理し、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢といった戦略的なタレントマネジメントの実現を支援しています。今後も、人材マネジメントのプラットフォームとして、日本の「働き方」を変えていきたいと考えています。

 

株式会社カオナビ
コーポレート本部
情報システムグループ
チームリーダー
生駒 正道 氏

情報システム部門のコーポレートエンジニアとして、
社内全般のシステム・IT機器の運用・管理のほか、
経営戦略を実現するためのシステム企画を担当

お客様の課題

  • テレワーク移行による持ち出し端末の管理
  • 短期間でのテレワーク移行対応
  • 社外にある端末のセキュリティ管理

サービスによる解決

  • インターネットに繋がっていればVPN不要で管理できる「ロケーションフリー」
  • SaaS型製品なので短期間かつ簡単に導入が可能
  • 登録端末のセキュリティ状態を自動で診断し、ダッシュボードで脆弱性を可視化

 

 

 

新型コロナウイルス感染拡大を機に働き方を180°変化

今からでは到底想像もできないが、カオナビは新型コロナウイルス感染拡大前まではテレワークを行っていなかった。むしろ出社して「ぎゅっと働いてぱっと帰る」というワークスタイルであった。しかし、新型コロナウイルスが猛威を振るう少し前、2月からその問題をいち早く認識し始めた同社は在宅勤務を推奨。3月末には出社禁止命令を発令。社員からの声もあり、この問題を機に従来のワークスタイルから大きく方向転換を決断した。従来のオフィスワークから在宅ワーク転換まで非常に短い期間であったが、在宅勤務の環境の整わない社員に向け在宅支援金などの手厚いサポートを実施。あわせて持ち出し端末に急遽ISM CloudOneを導入するなど、テレワーク環境を2週間という短期間で整えた。
「PCの貸与にあたり一番大きかったのはISM CloudOneを導入したことです。何かあってもリモートロックなどで対応できる環境が用意できました。」とコーポレート本部 情報システムグループ チームリーダーの生駒氏は語る。

「考えるべきは生産性」それにあわせて働き方を柔軟に変化させる

カオナビは働き方の多様化の実現により、独自の働き方「MY WORK STYLE」に移行した。「MY WORK STYLE」とは、社内、自宅、その他の場所であっても、セキュリティを担保できるのであれば働く場所を自身で自由に選べる働き方である。
これまでのような、一部の職種を除いて「仕事は社内でするもの」という様な常識を捨てることで一歩進化した、カオナビらしい新しい働き方である。カオナビが働くということにあたり、1番に考えていることは「生産性」である。そしてこれらの変化はその生産性を効率よくあげるためのものである。ISM CloudOneはそういった「生産性」を支えるため、システム面でのセキュリティリスク対策はもちろん、運用面では使いやすい画面による業務効率化も図れるような造りとなっている。
「ISM CloudOneを導入したことにより、セキュリティ強化が実現しました。紛失時対策に役立っているPCロック機能やシステム管理によるセキュリティレベルの可視化、シンプルで使いやすい操作性が管理工数の削減に大きく寄与しています。また、280ライセンス全てに外部デバイス制御機能を付与しファイル持ち出しによる情報漏えいを未然に防ぐ設定も行いました。今後益々多様化する働き方に合わせて上手く活用させていきたいです」と説明。

ISM CloudOneの導入により、万が一のインシデント発生時にも迅速な対処が可能に

「人材情報を扱っていることから、カオナビはこれまでもセキュリティ面を重視してきました。しかし、会社の状況の変化や管理台数の増加により、人力での管理には限界がありました。そこで、ISM CloudOneを導入したことで従来よりシステム面でのセキュリティを担保できるようになりました。」と語った。
新型コロナウイルス対策を機に「MY WORK STYLE」に移行したカオナビだが、端末を外に持ち出すことが多くなったことで、今まで以上に紛失等の情報漏えい対策を講じる必要に迫られた。そこで、今までは営業などの一部の職種のPCにのみ導入していたISM CloudOneを社員のPC全台に導入。万が一のインシデントに対しても、管理者の居場所を問わずどこからでも対処できるような仕組みを整えたことで、情報漏えいリスクを確実に抑えられている、と評価している。

カオナビの今後のセキュリティ展開について

「カオナビは、今後も更なる事業拡大を計画しています。採用強化と並行して管理する端末も増加するため、今後はセキュリティをより高める必要があります。ただし社員を管理するという目的ではなく、あくまで社員をリスクから守るために行うべきであり、そのために課題を整理し対応していきたいです。システムは整えつつも生産性を一番に考え、これまでよりも一層社員を守れるようにしていきたいです。」と生駒氏は意欲的だ。

 

日々めまぐるしく変化する働き方に、常に前向きな姿勢で柔軟な対応をしているカオナビ。
ISM CloudOneの導入により、緊急事態時にもスピーディーに会社の窮地を脱却した同社の事例を参考にしていただきたい。

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