導入事例:

総合商研株式会社様

総合商研株式会社様

ITS部
込山 亮 氏
(写真左)

ITS部
課長
大平 亮一 氏
(写真右)

多種多様な端末のパッチ管理、管理業務の負荷が課題
ISM CloudOne for VDIで業務負荷を軽減し、セキュリティを強化

1969年に創業して以来、46年に亘って企業の販売促進支援を続けてきた「総合商研」。同社は、マーケティングからプランニング、イベントプロデュースに至るまで、あらゆる角度からクライアント企業のセールスプロモーション活動を支えている。同社が抱えている課題は、端末の管理・運用負荷の軽減と、セキュリティの強化だ。その課題を解決するため、クオリティソフトのISM CloudOne for VDIを導入することに決めた。

使用ソフト: ISM CloudOne 

表計算ソフトで管理台帳を作成 人手だけでは対応できなくなった

14を超える支社や営業所、工場などの拠点を持ち、全国各地の顧客ニーズに対して迅速に対応できる体制を整えてきた「総合商研」。500人にせまる従業員それぞれが、クライアント企業の販売促進支援を行っている。

「当社はこれまで、顧客ニーズをキャッチし、そのニーズに的確に応えることで成長してきた。そのためには、品質を担保することが重要。優秀な人材を集め、自社一貫生産にこだわって展開した結果、今日の業績があると自負している」と、ITS部システム課 課長の大平亮一氏は胸を張る。

 

まさに、順風満帆の同社。しかし、従業員数が増えることによって、新たな課題も出始めたという。端末の管理が煩雑になり、人手での作業では対応できなくなったというのだ。

「端末は、表計算ソフトを使って管理してきた。しかし、WindowsやMacintosh、スマートデバイスなど、端末が多岐にわたっているため、だれがどの端末を使っているのかを管理するのは大変な作業。その上、端末上で異なるOS環境を利用する仮想環境もある。こういったことから、管理業務の負荷が膨大になり、これをなんとかしなければと頭を悩ませていた」とITS部の込山亮氏は語る。

 

オフィス用途だけであれば、端末環境を一定にすることも可能だ。しかし同社の場合、クリエイティブな業務も行っているため、複数の端末や環境を切り替える必要が生じていたのだ。なかには、1台の端末内に複数のOS環境が混在していることもあるという。

さらに、端末の管理台帳を作成する方法にも課題があった。これまでは、各ユーザーに聞き取りを行い、人の手で台帳を作成していたというのだ。しかも、本社のみならず、拠点の端末管理も必須。となると、必要な情報を収集し、まとめるだけでも膨大な時間が必要になる。

 

システムの管理・運用やヘルプデスク業務、システムの構築・開発などを行っている同社のITS部は、9月から年末にかけて繁忙期を迎え、多くのスタッフの手が取られてしまう。そのため、端末の管理・運用には手がつけられない状況だ。こうしたことから、ソリューションの導入を検討し始めたとのことだ。

セキュリティの課題も山積 情報漏えい対策も必須に

ソリューションの導入にあたり、新たに気づいた点もある。「端末の管理を検討しているなかで、セキュリティの課題も山積していることに気がつきました。脆弱性が残されている端末も数多くありましたし、パッチ管理も十分ではありません。この状態でサイバー攻撃を受けると、情報漏えいなどを引き起こしてしまう可能性もあります」と、込山氏は語る。万が一のことが起きた後では遅すぎるから、今のうちになんとかしなければ、と考えたとのことだ。

 

「そうすると、情報漏えいについても検討する必要があります。社外秘の情報が漏えいする危険性を駆逐するには、ユーザーの権限に応じてアクセス権を設定したり、操作状況を把握したりすることも考えていかなければなりません。またサイバー攻撃対策としてクライアントにインストールされているOSやアプリケーションのパッチ管理についても重要だと感じております。その結果、資産管理だけではなく、セキュリティを徹底できるソリューションが必要ということになりました」

 

同社では、複数のベンダーに声をかけ、自社の課題を解決できるソリューションの提案を求めた。しかし、同社のニーズを完全に満たすものはほとんどなかった。その中で、クオリティソフトの提案は他社とは大きく異なっていたという。

「クオリティソフトさんは、まず当社の課題についてじっくりと話を聞いてくれました。その後、必要な機能や使い勝手などを考慮し、当社に適しているのはISM CloudOne for VDIではないかというご提案いただきました」と込山氏は語る。

 

ISM CloudOne for VDIとは、クラウド・オンプレミス双方で利用可能なマルチデバイス管理ツールで、クライアントPCやスマートデバイス、仮想環境、プリンター/複合機など、社内外のあらゆる端末をインターネット経由で管理できるというもの。マルチデバイスを一元管理し、収集した情報からパッチ未適用の端末や脆弱性のあるアプリケーション等を自動的に特定するだけでなく、社内全体の脆弱性状況についてもセキュリティレベルのゲージで表示することも可能だ。

 

「ISM CloudOne for VDIを使えば、コンソール画面を見るだけで社内システムの状況が手に取るようにわかります。パフォーマンスが落ちている端末があれば、あらかじめ手を打つこともできるので、ヘルプデスク業務も大幅に削減できました。また、パッチなどもユーザー任せにすることなく管理できるようになります。その結果、セキュリティレベルが大幅に改善しました」と込山氏は話す。

 

同社は、ISM CloudOne for VDIの使い勝手に対しても高く評価している。

「確かに、多機能なソリューションは数多くあります。しかし、実際はその機能を使わなかったり、使いにくかったりという経験をこれまでしてきました。使いこなせない機能は、搭載してあっても意味がありません。その点、ISM CloudOne for VDIは、使い勝手がよく、必要な機能がバランスよく配置されています。インターネットにつながれば、どこからでもコンソールを確認できるのもメリットです。外出先からでも社内の状況を確認したいときはありますからね」と込山氏。

ソリューションを段階的に導入 管理工数削減により、本来業務に集中可能に

同社は現在、資産・脆弱性管理のほかに、クライアントのログ管理も実施している。「外部メディア制御機能や操作ログなどを段階的に導入していくことで、セキュリティレベルも向上させています。当初の目的である管理工数の削減も実現しており、非常に満足しています。ISM CloudOne for VDIでの管理を徹底しているおかげで、管理業務も大幅に削減されたとのことだ。すべての端末の脆弱性管理も行っており、セキュリティホールもない。」と込山氏は断言する。現在、ITS部のスタッフは、アプリケーション開発などの本業にこれまで以上に注力できているという。

 

「Windows 7への移行時に、端末をリースに切り替えました。経理処理上、どの部署にどれだけの端末を貸し出しているのかという資料が必要ですが、そのための作業時間も半分以下に短縮されています。ヒューマンエラーもなくなりました」と込山氏。

 

 

資産管理ツールやセキュリティ関連ソリューションは、お金を生まないとして投資を避けるケースもあるようだ。しかし、同社の導入事例を見る限り、スタッフの業務効率が改善し、お金を生むための本来業務にスタッフを回せるようになっている。ISM CloudOne for VDIは、同社の課題を解決したばかりか、セキュリティを向上するためにも欠かせないツールとなった。多拠点展開している企業や端末の数が多い企業は、同社の事例が役に立つことだろう。

 

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